【story #2】プロポーズの言葉と一緒に名前入りの包丁をプレゼント!


彼女とはもう結婚する気持ちが固まっていました。もちろん彼女もそうだと思っていました。 付き合い始めてもう5年、なんとなく結婚するのかなぁと思ってはいるものの 近くにいて当たり前、気持ちが通じて当然、言葉にしなくてもわかってくれているだろう、 男性は照れくささも手伝って、なかなか結婚を切り出せずにいました。
指輪はもう買っていました(いまさらなんて言って渡したらいいんだよ、 それより彼女は自分と結婚するつもりあるのかなぁ)

〜包丁に大切な人の名前を入れて、世界でたった一つの贈り物を贈りませんか〜

そんなチラシをみた男性は、彼女に「お料理を始める方に!」お勧めの包丁セットを選びました。 彼女の名前を手彫りで入れた包丁を彼女に渡したのです。
「あ、ありがと」
受け取った彼女は嬉しそうでも迷惑そうでもなく、包丁をカバンにしまいました。
(やべ、おまえもちょっと料理ぐらいしろって、九州男児的なカンジが引かれちゃったかな)
その夜、男性は彼女が書いているブログを恐る恐る覗き見たのです。

/今日、彼氏に包丁もらっちゃった(*^。^*)
/名前まで彫ってあってびっくり
/これってプロポーズ?
/うれしくて、でもなんとなく照れちゃって
/うれしい、って言えなかったんだ
/こんど私の手料理、食べさせてあげようっと
/ホントはあんまり得意じゃないんだけどね^_^;

ずっと一緒にいたから、言わなくてもわかってるって思ってた。でも違うんだ、 これからもずっと一緒に年を重ねていくんだからもっともっと想いは伝えなきゃ、小さなことでも伝えていかなきゃ…と思いました。

その他の物語

【story#14】二十歳の記念に〜家族からの贈り物

【story#13】敬老の日に〜大好きなおばあちゃんへ贈り物

【story#12】幼なじみたちから、結婚する友だちへ

【story#11】感謝の気持ちを込めて…旦那様へ

【story#10】娘達から母へ

【story#9】息子から母の日のプレゼント

【story#8】定年退職を迎えるお父様への贈り物

【story#7】新しい門出を迎える大切な友人へ・・・

【story#6】父から料理好きの息子へ

【story#5】母になって今、「ありがとう」

【story#4】世界でたったひとつの幸せを手にしたあなたへ・・・

【story#3】娘になるあなたに、義母からの世界でたったひとつの贈り物・・・

【story#2】プロポーズの言葉と一緒に名前入りの包丁をプレゼント!

【story#1】 30年連れ添った奥様にメッセージ入りの包丁をプレゼントしました!